新年あけましておめでとうございます。
年明けを迎えてしまいましたが、つい先週のクリスマスイブに開催されたROUND.4。今回も印象深かったチームの感想を残したいと思います。
前置きすると、私はダンスをのんびりペースで習ってる程度で、スキルやカルチャーには全く詳しくないです。そのあたりご承知いただければ!
- SEPTENI RAPTURES
- LIFULL ALT-RHYTHM
- dip BATTLES
- USEN-NEXT I'moon
- KADOKAWA DREAMS
- 「ダンスのある人生」が始まった2021年
SEPTENI RAPTURES
フードを被って煽りVTRと入場をつないだのかっこよ!
今回のテーマはバスケットボール。昨シーズンでもバスケネタの作品を用意していたRAPTURES。しかし偶然にも8ROCKSが同じテーマの作品を先に披露したため*1、ラウンド戦ではなくOPENING WINNER SHOWでお披露目されることに。
こちらですね↓
youtu.be1分だけどめちゃくちゃ充分かっこいい…ダンスも音源も。
この作品をフルで観たいというリクエストに応えたのが今作のようです。
昨シーズンとはメンバーも入れ替わり、新しくなった作品はというと…
youtu.beっっは〜〜〜〜〜〜待って待って待って待って待って待って無理無理無理無理
初っ端のカメラワーク天才的にかっこよすぎません????????映画はじまったの????配信視聴組に限り上映されてる????誰よ監督!!!!akihic☆彡さんだよ!!!!akihic☆彡さ〜〜〜〜ん!!!!と声にならない声で心が叫んでしまった。ツボすぎて困った。かっこよすぎて苦しい。一人一人の仕草が堪らなくかっこいい…!でもってメンバーの目力が、漂うオーラが、完全に試合前のアスリートのそれだ。
試合開始のブザーが鳴り、前半戦ではタイトな振付でガンガン攻める。ハーフタイムで一息ついて、後半はタオルを回して投げてまた回して投げて、まだまだ攻める攻める!
この寸分狂いなく揃えた動きでガンガン無双して、音は体から鳴ってるんじゃ?と錯覚するような振りと音楽の一体感!RAPTURESといえばこれよね〜!!って感じ。今宵もヤバいRAPTURESをありがとうございます…!
楽曲も仰け反りそうになるくらいかっこよかった!!
LIFULL ALT-RHYTHM
youtu.be観ていると自然と口角が持ち上がって、体の内からじんわりと温まれるような作品でした。
床にステンドグラスのような模様の照明が当たってるの良い!
序盤での女性陣のジャケットを使った振付、本当に人から抱きしめられてるみたい。そして隅っこからバタバタと登場する鏡の精、ちょっとドジそうなのがかわいい笑
そしてペアダンス。昨シーズンのアワードでこのチームがお披露目されたときから、アルトリのペアダンスが大好きです。軽やかでゆるやかで、人と手を繋いで踊る歓びそのものみたいなものがあって。
1:40〜カメラがグ〜ッと引いていったのがすごく印象強く残りました。たぶんDリーグ史上最もカメラが引いた瞬間だったのでは。この遠くからステージを眺めるような見方をしたことで、「人が踊っている空間」も魅せ方の一つだと意識させられた気がしました。なんだろうこう、麗らかな日和に広い公園の原っぱで子どもたちがはしゃいで駆け回っているのを、すこし離れたところのベンチに腰掛けてぼーっと眺めていると、心が和んでいくあの感じ。あれに近い感覚を、あの瞬間に味わったような。新しい感覚だった。
楽曲を歌ったAimeeさんは、京騒戯画やキルラキルなどのアニメの挿入歌で聴き馴染みがありました。まさかDリーグで歌声を聴けるとは…!
dip BATTLES
youtu.beスパンコール強〜〜!!こんなに強いのにみんなちゃんと似合っててかっこいいな…!KENSEIさん、そのテイストの衣装がハマるの天才では…??
二股がバレてからのプレゼントのキックオフが「開戦!!」って感じで爽快!
BATTLESは、ラウンド1からずっとツボで好きです。「踊る」よりも「踊り出してる」ような、自然体で余裕を残すムーブがすごく好き。あとなんだか、だいぶ渋いことをやっててかっこいいなと思いながら観てます。何がそう感じさせるのかは具体的にはわからないのですが…
今作はがっつりロック。昨シーズンでも他チームでロック主体の作品はありましたが*2*3、この日はクリスマスイブというのもあってかストリートな世界観。2分間ず〜〜っとノって観れました!楽しかった!!アメリカのどこかのシアターでショーを観てるみたいだった。
Chrisさんが今作のキャラクターにめちゃくちゃハマってますね!印象がアー写とは全然変わっててびっくりした。表情豊かで、ダンスの合間合間に見える、ちょっと冴えなさのある振る舞いもすごく良かった。
0:35〜のMARINさん、つよつよなオンナ感が最高!カメラもっと寄ってほしかったくらい、表情よく見たかったな。
スパンコールギラギラな衣装のおかげで下半身のステップがめちゃくちゃ映えてた。
それまでガシガシ跳んで跳ねてフォーメーション移動も激しかったところから、2:00〜でちょっと抜いた動きで揃えてくるのが気持ちいい!!
BATTLESの作るバラエティーショーの一形態を観れたなぁという感じでした。
まだまだ引き出しがありそうな予感しかなく、来年も楽しみ!
USEN-NEXT I'moon
youtu.be全員とも髪を後ろでまとめてるのも、パンツスーツスタイルなのも珍しい。
序盤、ビートを力強く取っていく振りからの、全員で美しくターンをきめて、しがらみから解き放たれたようにグンと伸びやかに舞う0:30〜で泣きました…。今も涙目でこれ書いてる。凛としたかっこよさに心臓がギュッとなった。
どの瞬間を取っても、力強さ、しなやかさ、柔らかさが入り混じるニュアンスが繊細な振りで、それをI'moonから湧き出でたものとして見事に表現しきってた。
いつもなら「可愛らしい」笑顔も、この日は清々しい風が吹き抜けているような笑顔だった。
間奏でHinaさんがセンターに立つと、芯の通った頼もしいI'moonに色が変わる。1:26のHinaさん爆イケすぎる…。HinaさんはI'moonのなかでは小柄な方なはずなんですけど、すごく大きく見える。ラストのロンダートバク宙はもちろん、着地後のビートにハメきった振りもめちゃくちゃかっこよくて輝いてた。
このくらい余裕もってとべてたらなぁ🥺 pic.twitter.com/aKblc73xtu
— 🥀𝐇𝐢𝐍𝐚🥀 (@hina_imoon) 2021年12月25日
kurumiさん、画面越しにもパワーが伝播してくる凛々しくて美しい振付をありがとうございました!!
round4の振り付けをして下さった@9urumi_02 さん😭💗
— 🥀𝐇𝐢𝐍𝐚🥀 (@hina_imoon) 2021年12月25日
今までにないimoonで挑戦でもあったカッコよすぎるkurumiさんの振り付け。お忙しい中でも私達一人一人に本気で接して下さって短い期間で私達を沢山成長させて下さり本当に有難うございます🙇♀️
kurumiさんがカッコよすぎて私は毎日メロメロでした😍 pic.twitter.com/rpRXYuKBet
私のなかでは今作がI'moon過去一の名作です。三日月が立ち上ったクリスマスイブ。
楽曲も(とくに!!!)歌詞も、悔しさを味わってきたこの日までのI'moonだからこそ響くものがありました。
KADOKAWA DREAMS
見所と意外性が畳み掛けてきて、見応えすごかった〜!!構成のメリハリも素晴らしかった…!
入場シーンではハケずに最後までひょうきん仕草してた颯希さん、初っ端から画角アップで視線独り占めしてバチバチにイケ散らかしてるのズルくないすか…!!!ギャップを乱用してる!
ブルーのドレス衣装の女性陣はジャズっぽい振付でいくのかなと思いきや、0:38でASUHAさんがポッピンしたのも、1:05でAKARiさんが激しくステップ踏み出したのも意外性があって引き込まれた。AKARiさんのソロを囲むメンバー、動きは止めても笑顔が止まらないのがかわいい。Daichiさんのイェーイ!!にこっちもフゥー!!したくなった。
後半からは曲も展開してフォーメーションも目まぐるしく変わるんだけど、ブルーのドレスとレッドのスーツの対比もあって見やすかった。速いテンポのなかでアクロバットやリフトと立て続けに技を決めてからの2:06のユニゾンがすごく効いてた気がします。あのユニゾンでそれまでの緊張がわ〜っとほどかれて、気持ちよくフィニッシュできた感じ。
「ダンスのある人生」が始まった2021年
昨年1月に開幕したDリーグ。開幕前からYouTubeチャンネルはチェックしていたものの、チームの、パフォーマンスの、どこに注目すべきで何が凄いのかがわからないまま1stシーズン観ていました。「そのダンスジャンルのプロだからこのぐらいは出来る」なのか、「ジャンルのプロでもなかなか出来ないことをDリーガーがやっている」のかがわからなかった。自分なりのDリーグの楽しみ方がわからず、アプリの会員登録もしていませんでした。
でも全12ラウンドの後半にも差し掛かってくると、徐々にチーム毎のスタイルが掴めてきた。チームの魅力を一つ発見すると、他チームの魅力も対照的に目に入ってくる。メンバー個人の魅力も然り。そういったことが連続していき、気づけばDリーグまるごとのファンになってしまいました。
メイキング映像やドキュメンタリーが元々好きなので、それらの動画をアップしているチームにはますます熱が向いた。
パフォーマンスの楽曲も「何これかっこいいヤバいおしゃれ!!」な曲ばかりで、ラウンド終了後の音楽配信も楽しみの一つになった。
そして7月1日にはチャンピオンシップを現地で観戦。会場のあの熱気は忘れられないです。
そしてメンバーの退団や移籍、新メンバーの加入と仰天ニュースが続いたオフシーズン。
経緯は割愛しますがこの間にKOSÉ 8ROCKSのYU-KIさんにズガン!!落ちてしまったのを機に、2ndシーズンからはアプリ有料会員デビューを決意。お気に入りチームにしたのはLegit。ダンスのスタイルやショーケースの作風、楽曲、衣装、チーム(メンバー)の雰囲気、チャンピオンシップでカマしてほしい熱の高さなどなど、トータルで惹かれているのはLegitです。
ラウンドの投票は、暫定順位関係なく素直に「あなたが優勝!!!」と念を送りたくなったチームに入れてます。
…といった感じで、一年間ですっかり「ダンスのある人生」を満喫するようになりました。おかげで楽しい。Dリーグに感情の畑をざっくざっくと耕してもらえてる。何より大勢の素晴らしいダンサーの存在を知れました。これからDリーグがどう大きく成長して盛り上がっていくのか、楽しみに見守りたいと思います。
本年も推して参ります。