二人乗りの自転車はどこまでも行けたのさ

取り留めないことだらだらと

【雑記】Dリーグ23-24 CYPHER ROUND

www.youtube.comサイファーラウンドめっちゃ楽しかったよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉアーカイブはまだ全編は見れてないんですが、ラウンド当日の日記やら雑記やらを書いておきたくて書いています。

今年はスケジュールの都合もついてチケットも取れて、現地観戦できるのを本当に本当に楽しみにしてました。私は「楽しみ」が積載量オーバーすると一周回って憂鬱になる気質があるんですけど、この日はほんとそれでした。スタメンは発表済でもソロデュオトリオの組み合わせは当日17時発表のチームが大半だったので、生殺し感がハンパなかったせいもあると思う。のそのそ猫背になりながら険しい顔でフラッグやトレカホルダーをバッグに詰め、身支度して有明に向かいました。ゆりかもめで移動中に17時を回り、組み合わせをチェック。楽しみすぎて苦しかった。

 

席はB席バルコニー。センターステージのほぼ真横の位置。

 

B席はめちゃデカ高画質のビジョンでダンサーを見れるのがけっこう気に入ってます。視界いっぱいに映る大画面高画質の推したちは良い。スピーカーが近いから大音響も満喫できる。そしてお財布にもやさしい。それがB席。

この日は隙あらば応援うちわを映り込ませようとするアルトリメンバーが可笑しくって、マイクを持ってコメントしているメンバーの話が入ってきづらかったです笑 アイドルのコンサートにおける応援うちわの暗黙のルール(うちわのサイズをはみ出す飾りは禁止/うちわは胸の高さよりも上げない)をぶち壊している応援スタイルが、見たことない景色すぎて笑ってしまった。

センターステージを見てる間、メインステージも常に視界の端にあるので、ひな壇で応援するメンバーの様子もちらちら観察できて楽しかった。グータッチやハイタッチ、ハグをしてメンバーを送り出しているのが見えたり。aRBはひな壇の最上段でずっと総立ちで、VIは下手の袖まで横に広がって盛り上がってた。3rdサイファーの入場で、直也さんのはずがRENTAさんが先に入場してしまったとき、VIのメンバー全員が「っっおーーい!!!」みたいな感じでRENTAさんを指差しててちょっとおもしろかった笑

 

そしてこの距離からでも、自分のターンを待つメンバーの集中力がひしと伝わってくることに驚きました。とくに5thサイファーのcalinさんなんて入場はあんなにハッピーオーラ全開で駆け出してたのに、DJが曲をかけると音楽に入り込んで集中力を研ぎ澄ませてるように見えた。私はもちろん今踊っているダンサーに注目するけど、集中力をどんどん高めて音に没入していくcalinさんのオーラも気になってしまって、「calinさんのターンいつなんだろう…」と頭の片隅でそわそわしてた。そしたら颯希さんのターンの最中に、ひな壇のアルトリ応援席がCHIHIROさんを筆頭に突然ぶち上がりはじめたのが視界の端に見えて、「てことは…?!」と察知してから迎えたcalinさんのターンで私もぶち上がりました。かっっっっっっっこよかった…calinさんが踊ると、今掛かっている音楽も今この空間もぜんぶcalinさんのために用意されたみたいに活き活きしだして、calinさんてとてつもなくスペシャルだな…と惚れ惚れ。

 

 

今年のサイファーラウンドは、去年と大きくルールが変わった点が二つ。

・チームオリジナル楽曲の持ち込みはなく、DJがすべて選曲

・ダンサーの持ち時間は楽曲のカウントではなく秒数(60秒)

去年のルール↓

https://home.dleague.co.jp/games/season/22-23/cypher/

今年↓

https://home.dleague.co.jp/games/season/23-24/cypher/

 

私は今回のルールはす-ーーごい良かったと思ってます。来年以降はまたどうなるかわからないけど、この形式のサイファーラウンドとして物凄く楽しめました。

 

まずDJがすごく良かった。選曲めちゃくちゃ良くなかったですか…?プレイリスト作ってヘビロテしてます。

www.tunecore.co.jpバトル観戦になじみの薄いお客さんでも長丁場を飽きずに楽しめるように、あのDリーグのステージで映えるようにと考えられた選曲のように感じました。私はヒップホップにもダンストラックにも全く詳しくないし、バトルはときどき動画で見る程度で現地観戦は片手で数えるくらいしか行ったことないけど、そう思えました。Hinaさんなんて偶発なのか何なのか、楽曲のリリックとHinaさんのスタイル(ダンスもヘアメイクも衣装も全部!)との親和性が高すぎて、1stサイファー2人目で早くも「DJ選曲で大正解!!!!」の気持ちで盛り上がれました。5thサイファーの後半ではテクノやトランスの楽曲が続いて、大音量で体に響くもんだからトリップ感があった。音と照明演出が連動してるのもステージ映えがよかった。

 

DJ選曲になったことで、持ち時間がカウントから秒数になったのもよかったと思います。去年はダンサーが交代するタイミングがきっちりしていたので1人(1チーム)ずつ順番を区切って踊っている印象があったのですが、今年は途切れなく13人(13チーム)で一連のバトルとして観れたのが満足度高かったです。バトルのなかにストーリーを感じました。

SWAYさんの足元あたりに1分のカウントタイマーが設置されていて、ダンサーが踊り出したのを見たステージ上のスタッフ(MATCH COMMISSIONERのシャツを着た人)が合図を出し、タイマーをスタートさせてました。なのでターンが回ってきたダンサーがノリながらステージを周ったり、客席を煽ったり相手を挑発したりする時間も今回だから生まれたんですよね。逆に1分めいっぱい使わずに、自身のよしとするタイミングで踊り終わることもできた。

2GOOさんが客席を指差してクラップしてくれたの楽しかったな。お客さんみんなクラップしてた。長丁場なので思わずあんな時間があると嬉しくなる。

 

カンタローさんの「バトルが多くなると、レギュラー契約にはバトラー専門を契約することも増える可能性もあります。」のポストで思ったこと。通常ラウンドのショーケースでは、メインを担ったりしない限り、ダンサーひとりが目立つ見せ場はわずか数秒だったりします。ショーケースではアピールしきれない、ダンサーの個性や持ち味を披露してもらえるのが、私がサイファーラウンドに期待していることの一つなんだなと気づけました。

「バトルが増えることで、バトラータイプのダンサーの加入が増える」可能性の示唆については、現時点では私個人は意見がとくに浮かばないんですけど、それぞれのチームの「うちのメンバー、こんなに凄いから見て!!!」をじっくり見れる機会はサイファーラウンドだよなぁと思っています。去年はとくに、SHOさんの「視聴者みんなに見つかった」感が凄かったと思うんですよ…。

「こんな踊りをする人だったんだ…!」と今年のサイファーで発見できて嬉しかったのはYukicheruさんとCHIKAさん。Yukicheruさん、腕脚が長っがい…手指も長っがいから指先のちょっとした仕草も説得力がすーーごくて、AITOさんをシッシッしてからenaさんを挑発してはけるまで始終チャーミングだった。なめらかさとダイナミックさが共存してて、細っそいヒールでアクロバット攻めまくってるの信じられなかった。CHIKAさんは一音目をガッと掴んだ踊りだしで会場も私もワッと沸いたし、ソリッドな質感とパッションが織り交じったJAZZスタイルな感じがすーーごく好きでした。強くて凛々しい表情も素敵だった。ターンしながらJUMPEIさんへと移動して、微笑みながら引き込んではけていくのもエレガントでかっっこよかった…

 

youtu.be私にとってのこの日のハイライトは、5thサイファーのKEINさん。KEINさんのHOUSEが本当に大好きなので…。20-21シーズンの後、退団のニュースを知ってPCの前でしょぼくれてた私にタイムマシンで会いに行きたい。「何とは言わん!!!3年待て!!!そのままDリーグを追っていい!!」と背中をバッシバッシ叩いてやりたい。Dリーグにカムバックのみならず、サイファーラウンドでソロを任されるなんて。

まず入場のときに、カメラに抜かれると他チームのメンバーを拍手で見送っていて、名前を呼ばれてから「お 俺か。」と気づいてカメラを向いて悠々と歩いてくるのが余裕ありすぎてかっこよかったですね…

颯希さん→calinさん→KEINさんという強強なメンツの並びだったのも、熱が上がるしかなかった。曲中でも強いフレーズのときにターンが回ってきたので、アグレッシブなムーブが大変大変かっこよかった。「KEINさんかっけ〜…!!!」の興奮と「SEIYAさんKEINさんを誘ってくれて本当ありがとう〜〜〜!!!」の感謝の念で感情がごった返してた60秒でした。

 

終演後はアルトリファンのみなさんで集まって、フードコートで感想会をしました。この時間も現地の大きな大きな楽しみです。トレカ交換したり買ったグッズを見せ合ったり。Dリーグの現地観戦はものすごい気力体力を使うので出発前に必ず腹ごしらえをするんですけど、この日は通常ラウンド以上に腹ペコでした。ビビンバと冷麺のセットを吸い込むように完食したけどおかわりしたかった。

 

帰宅して、ガチャで当たったYU-KIさんを本棚の適当なところに置いたら、タイトルと表情が妙にマッチしてしまって笑った。YU-KIさんTaichiさんのデュオもめっちゃよかったな…安定感あって楽しげで…

23-24シーズンのサイファーラウンド、昨季以上のとびっきりの熱と興奮をありがとうございました!!!