二人乗りの自転車はどこまでも行けたのさ

取り留めないことだらだらと

【雑記】Dリーグ23-24 気になるダンサーなどあれこれ

23-24シーズン開幕前に考えたことなどを書き散らかしている回です。

 

各チームの新体制が発表されていくなか、声がひっくり返ったニュースはKEINさんのカムバックだった。

 

KEINさんはRAPTURESの創立メンバーで、20-21シーズンに所属していたハウスダンサーだ。

20-21シーズンのRAPTURESは、男性メンバーのKEINさん、優弥さん、YOUTEEさん(21-22シーズンより8ROCKS所属)、AITOさん(21〜23シーズンはBATTLES、23-24シーズンよりMESSENGERS所属)、RAIKIさん(21-22シーズンにBATTLES所属)、の5人中4人がハウスダンサーで、当時ここまでハウサーが集中しているチームはRAPTURESだけだった。

Dリーグ最初のハウスダンス作品は、同シーズンのROUND.3で披露された「REFLECTION」だった。KEINさんのソロで幕開けする作品だ。

Dリーグ公式が過去作品をYouTubeから非公開にしてしまったので(大声の早口)、代わりにBTSを貼っときます。

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Dリーグアプリの方で作品が公開されたら、ぜひたくさんの人に見つかってほしいと願っている作品だ。

私がハウスダンスを観たのも知ったのも、この作品が初めてだった。

クイックに脚を捌き、宙を舞い、終盤では軽やかなユニゾン。速い4つ打ちに鍵盤がキラキラと跳ねる曲調のおしゃれさとかっこよさ。ステップワークを中心に魅了するダンスもその音楽も、どれも初めて触れる世界だった。私は鍵盤の跳ねるハイテンポな曲が大好物なのもあり「踊ってみたい」と一目で思った。この作品がきっかけで、のんびりしたペースではあるがハウスを習っている。

 

 

また、KEINさんはDリーグの楽曲にも携わっている。RAPTURESの20-21シーズンROUND.1の作品、「Be The One」の作詞はKEINさんが担当した。

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ROUND.12の「What makes us dance」では、作詞と歌も担当した。

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RAPTURES退団後は、21-22シーズンのROUND.12でBATTLESのSPダンサーとして参戦。作詞と歌に、ジャケットデザインも手がけた。

 

 

 

 

 

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KEINさんはフロアムーブを織り交ぜたスタイルがめちゃくちゃかっこいいので、フットワークの多彩なINFINITYSとは相性バッチリなのが想像できる。でも、昨季のINFINITYSの作品を頭に浮かべたとき、あそこにハウスの要素が加わった姿はなかなか想像がつかない。INFINITYSの作品性はもちろん、楽曲の幅も広がるのではと期待が膨らみっぱなしだ。ゴロゴロのたうち回るくらい楽しみにしてます!!!!

 

 

 

話が変わって、オフシーズン中に配信されたROUND.0

youtu.beここでは各チームのディレクターがファンとの公約をプレゼンするMTF(Message To Fan)というコーナーがあった。

具体的な公約をしっかり述べたFISHBOYさんと、言葉のひとつひとつに力を込めて伝えたMIZUEさんのかっこよさにグッときた。

私自身も、公約なんて大仰なことではないけれど、Dリーグを観ていくうえで心に留めておきたいことがひとつある。「敗北に負けない」ことだ。

作品が披露されると即勝敗が着いてしまうDリーグ。かっこいい、素敵だと感じた作品が、大好きなチームが、"その勝負では"負けてしまうことはザラにある。それでも作品から受け取った感動は、出来る限りフレッシュなままで敗北から守り切りたい。良い作品だったと、心打たれたあれこれを語っていきたい。

 

22-23シーズンのCSで、「対戦相手に勝てる作品であるかどうか」という視点で私は作品を観てしまっていた。レギュラーシーズンとは異なり、CSのステージは負けたらそこで終わり。いつにも増して「勝負」の色が強く濃い空気に、煽られ呑まれてしまっていた。品定めをするような目で作品を観てしまい、レギュラーシーズンと比べると作品の世界観を楽しめたとは言えなかった。よりによってCSでDリーグの面白さを自分で損ねていたことをすこし悔いている。「勝負」に高揚はしても呑まれず、敗北に負けずに、Dリーグを目一杯楽しみたい。