二人乗りの自転車はどこまでも行けたのさ

取り留めないことだらだらと

D.LEAGUE 21-22 マイベストショーケース

レギュラーシーズンおつかれ様でした!!!!

Dリーガーの皆さんがチャンピオンシップを盛り上げようとTwitterでお気に入りのショーケースをツイートしているのを見て、私も振り返ってみたくなり書いてみました。情緒に縛られた内容になっちゃってますが何卒!

dip BATTLES「Set the tone」

youtu.beシーズン開幕戦・トップバッター・新規参入チームのデビュー戦!超大事なこの場面で、このテイストの作品を披露したのは本当に本当に本当〜〜〜〜にかっこいい。ガッツリ踊る!でなく、音にのって体を揺らすところから始まるのがかっこよすぎる。

密着映像でUMIさんが「サビに入ったときに、みんなで前に行くやつでめっちゃテンションが上がる」と話していて、それ…!それよ…!とわかりみで深いため息が出た。私も生配信のとき、サビでとてもアガりました。

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しかもサビの歌詞を読んでみるとこれまたかっこよくって、

Dip Battles comin at ya Just set the tone with the styles and the groove to the bone」

おそらく「dip BATTLESが相手だ。俺らのスタイルと骨まで響くグルーヴでset the toneしてやるぜ」の意だと思うんですけど、曲のタイトルでもある「Set the tone」は「基調を定める、雰囲気をつくる、流れを決める」といった意味。開幕戦のトップバッターで、自分たちのスタイルで流れを作ってやるぞという強気なメッセージが籠ってた。対して曲調と振付は緩やかというギャップがあって、しかもサビになって初めて全員揃って前に出てくる。なんてクールにDリーグにご挨拶かましてたんだ…!とシビれました。

 

あと今年のDANCE ALIVEのバトル曲にも使われてて嬉しかったです!イントロ掛かった瞬間めっちゃアガりました!

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SEPTENI RAPTURES「Got Vision

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RAPTURESの物語が詰まっていて、個人的に今もなお心の隅っこで響きが残ってる作品です。このラウンドの後にGot Visionの歌詞を改めて読み返したんですけど、今のRAPTURESにとても共鳴していて、背中を押しているとしか思えない言葉が連なってて驚きました。

まずはじまり方がとても良い。雑踏で空を見上げるAKIさんの瞳が既にGot Visionしてるんですよね…見えてるんだよ…。バラバラの方向へ歩んでいたメンバーがAKIさんに呼び起こされるようにして足を止め、踊り出し、集っていく。そのきっかけの歌詞が「dance on the floor」なの堪らなくないですか。

「If you and me stick together like sun and moon respect each other/困難のなかでも太陽と月のように支え合えたら お互いを尊敬し合おう」の歌詞を踊る3人の内に、リーダーでディレクターも兼任することになったRIRIKAさんと、ずっと主軸としてチームを引っ張ってきたMiYUさんがいたこと。それに続く「Every little step we take will make a perfect combination/私たちのどんなささやかなステップも 完璧なコンビネーションになる」を優弥さんKANATOさんの男子ポッパーコンビが踊ってたことに目の奥が熱くなった。

「dance on the floor like you draw on the wall/ウォールに描くようにフロアで踊ろう」と、「After the rain there is rainbow/雨が止んだら虹が掛かる」にリンクしたような、虹色を無邪気に描きなぐったような衣装にもグッときました。

 

伸び悩む順位にディレクターの退任と、今シーズンのRAPTURESは想像も及ばないような大きな困難とプレッシャーを負いながら戦っていたと思います。そんな中で、自分たちがどこから来てどこへ向かおうとしているのか、今立っている場所を確かめるために、シーズンのこの終盤戦で、Got Visionへ立ち返る時間が必要だったのかなと考えたりしました。

あと1:51の「ドンドンッ」がめっちゃ好きです!

CyberAgent Legit「Belief」

youtu.be今シーズンは「面白くてかっこいい」LegitをFISHさんが拓いてくれたのがとても大きかった!でも今作のような「かっこよくてかっこいい」Legitがやっぱり大好きです。ちなみに昨シーズンのマイベストはWake Up 3rd Eyez*1

淑やかで気品の高さを感じる衣装と楽曲、神聖な儀式が始まるような厳かさに引き込まれる。最終ラウンドではまさかジャージ上下にラジオ体操するなんて誰が想像できただろう…笑 

Kotoriさんの、コンパクトで滑らかな振りで繊細なニュアンスを放ってくるところにすごく惹かれます。来シーズンにもっと見れたらいいな…!

この衣装もそうだし、「これジャニーズがコンサートで着てる!」っていう衣装*2でのブレイキンもバッチリ様になる華やかさを備えてるSHOSEIさん、ほんとLegitの宝だと思う。

 

LIFULL ALT-RHYTHM「HOPE」

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SNSを眺めていても、アルトリに注がれる視線の温度感がこの作品から大きく変わった気がする。

直也さんが無音の空間をひとり跳躍するところで、何度見返しても息を呑んでしまう。

体を伸ばす、捻る…といった動作一つ一つの感触や、体同士が触れ合う質感の生っぽさはアルトリでしか味わえないなと。

1:35〜calinさんが笑って、みんなで顔を見合わせたときの表情すごく良いですよね…。事前に用意したのではなく今この瞬間に生まれた表情だ、でもそのときの心情をストレートに表情に出すことって普段からトレーニングしてないと難しいよね、しかも本番のステージでなんて…などと考えてた。それについてBTSで量さんが「作るとおかしくなってくるから体から出てくるものでいい」と指示していて(Rehearsalのチャプター)、なるほど…となりました。

youtu.be↑笑顔道の児玉さんのインタビューも超貴重でとても面白かったです。トレーナー視点のDリーガー、新鮮で面白い…!

私だけだと思いますが全チームの笑顔道スタッフ座談会を見てみたいです。

 

KOSÉ 8ROCKS「Welcome to K8R」

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ラウンド10*3も無敵すぎて最高だけど、初見のインパクトの大きさでこっち!!

初っ端、センターでステップを踏むYOUTEEさんが目に飛び込んできたのがあまりにも鮮烈で(だってつい4ヶ月前までRAPTURESだったし!)、あの一瞬で「新生8ROCKS」がガツンと刻みつけられた。そして素人目にも、立ち踊りのバリエーションが増えてかっこよくなってるのが明らかで、今シーズンの8ROCKSへの期待感をブチ上げてくれたんですよね。

メンバー紹介のリリックとそれに合わせた構成がとにかくキャッチーで楽しくて何度も見返してる。外部のいろんなイベントでも披露していた作品。ISSEIさんが退団することになりましたから今シーズンで見納めということですかね…ちょっとさびしい。

振り返ると、今シーズンはNaoさんの存在感がとても強かった。Naoさんがどのラウンドに出場してどう活躍してたか、どれも印象に残ってる。

 

SEGA SAMMY LUX「Urchin」

youtu.be私の中でに21-22シーズン前半の超ハイライトだった。この奇抜に特化した衣装が似合ううえ「かっこいい」が成立するLUXおかしいのよ…(褒めてます)!この衣装と世界観は誰のアイデアなんだろう、唯一無二が過ぎる。

このときはまだRAARAさんは異星人設定だった気がするな〜と思ったら今現在も異星人だった*4

初見のとき、な なんか凄いものを見た……!!という未知と遭遇した衝撃がずっと尾を引いてた。LUXがRAARAさんに負けてないのも、RAARAさんもLUXに負けてないのも凄い…

曲のタイトルの「Urchin」。歌詞を読む限りは「少年、いたずら小僧」の方の意味だと思いますが、まさか「ウニ、ハリネズミ」の方の意味を取ってこの衣装が出来たとかあったりして…?