二人乗りの自転車はどこまでも行けたのさ

取り留めないことだらだらと

夏の思い出棚卸し〜LDH初現場編〜

頭の整理をしたいので今夏の思い出を振り返ります。

 

7月5日

Jr.EXILEである4グループの合同ライブ、BATTLE OF TOKYO 2日目に参戦。

私はこの日を、それはそれはもう待ち焦がれていた。もしカレンダーが2Dではなく3Dだったら、間違いなく7/5には立派で大きな旗を建てていた。5月にチケットを取れた時にはまだ遠く向こうにはためいていたその旗に、各グループの楽曲を聴きながら、メンバーの顔と名前を覚えながら一歩一歩近づいていく日々は楽しかった。

 

結果を言ってしまうと、総勢39人いるJr.EXILEメンバーの中で、私がいちばんお目当てにしていた人はステージに立つことが叶わなかった。

 

EXILEFANTASTICSの世界さん。前日の公演中に足を骨折してしまい、出演が見送りになってしまったのだ。しかもこのニュースを知ったのは会場に向かう電車内だった。事実は理解したが飲み込めない。でも肩を落として会場へ向かうのは何だかよろしくない気がして、「見たかった」「残念」になんとか蓋をしようと、いや、うんまぁこんなことあるよ…と唱え続け、そういや今朝は買ったばかりのお皿割っちゃったもんな〜と、合うはずのない辻褄合わせをした。

 

本番ではステージに意識を集中させようとしても、FANTASTICSがステージに立つ間だけは、とてもじゃないが無理だった。世界さんがいないことを確認する時間になってしまっていたから。

世界さんのダンスを、フルメンバーのファンタを、パフォーマー全員が勢揃いしたダンスバトルを、EXILE4人が並んでバチバチに踊るSupersonicを、あれも、これも…いくつもの「見たかった」が噴き上がるのが止められなかった。

 

ライブから数日経って、クールダウンした頭で振り返ってみると、残念だったのは世界さんが骨折したことではなくて、期待した通りの思い出が記されてくれなかったことに不満を抱いてしまった私の勝手さだと思った。人生初のLDHアーティストのライブで、期待値が振り切っていた反動もあるかもしれない。けれどその勝手さのせいで、目の前のメンバーのパフォーマンスを曇った目と擦り切れたメンタルで見てしまった。彼らが届けてくれた、今この瞬間にしか放てない100%の輝きを、私は数%も受け取れていなかったのではないか。なんて勿体ないことをしたんだろう…。ライブでよくあるファンへの煽りに「悔いを残さないように!」「全部出し切れ!」なんてセリフがあるけれど、バッチリと悔いを残して不完全燃焼で帰ってきてしまったわけだ。勝手に期待を掛け過ぎて、その通りにならなかった、という私の勝手さゆえに。

ステージ上の推したちに期待を寄せること自体はきっと悪いことではないけれど、相手は生身の人間で、病気だって怪我だってするし、翔太くんのように二度と会えなくなる日が突然くることだってある。そんなことは分かってたつもりが、つもりでしかなかったんだなぁと反省した。

 

世界さんはブログでも先日のLINE LIVEでも、松葉杖スタイルながらも至極元気な姿を見せてくれた。「早急に治します!」の言葉通り、快復も順調なようで安心している。

私の頭の中のノートには、世界さんのダンスを、フルメンバーのFANTASTICSのパフォーマンスを生で見た感想を書くページはたっぷりと空けてある。その日を迎えられたら筆圧強めに書くつもりだ。期待を寄せ過ぎない、とは違うけれど、その日の彼らがどんなコンディションであっても、その瞬間に出し切れる100%をファンへ届けてくれることは今もこの先も変わりは無い。100%を漏らさず受け取れる自分にアップデートして、客席に着こうと思う。

 

以下、BATTLE OF TOKYO 2日目ちょっと覚書

  • RAMPAGEがステージに登場してメンバーが並んでの決めポーズが、ジャンプの巻頭カラー見開きキャラ集合絵のような、完璧なメンバー配置とポージングでバチクソかっこよかった。待ち受けにしたい。
  • ファンタが登場したとき、世界さん不在で若干緊張気味な表情のメンバーの中で、あの輩っぽさが素晴らしい衣装で両手をポッケに突っ込んで大股開き&口を大きく開けた笑顔で威嚇してた黎弥くんがセンターを張ってくれたことは、何だか救われた思いがした。緊張を隠すためのポーズだったとしても、あの振る舞いで会場を沸かせることが出来たのは黎弥くんだけだったかもしれない。勇姿だった。人生初の視界に入れた黎弥くんがあの姿だったことは宝物になりそう。
  • SHOOT IT OUT 2番へ移るとき、それまでGENERATIONSの白を基調にしていた照明がだんだんランペの赤へと移り変わって、ステージと花道に火柱が上がり始める演出、ヤツら来るぞ…!感がすごくて震えた。
  • 日髙くんは治安と素行の悪いパフォーマンスが飛び抜けて似合う。(褒めてる)
  • 海青くんのダンス、とてもパワフルで惹きつけられた。綺麗な逆三角形に仕上がった上半身が見事で、ここがボディービル大会なら「彫刻みたいな体!!」と掛け声してた。
  • ダンスバトルで納得のトリを務めた中務くん、も〜〜〜〜フリースタイルの鬼!!語彙が無力化する。なにあれ最高やばい変態!しか出てこない。
  • RIKUくん、歌ってないと自ら率先してシャツめくってくる。(腹筋バキバキ)

 

最後に!FANTASTICS、単独ツアー決定おめでとう!!!